黒澤明

本・タイトル別-あ行

無器用でひたむきで、あればあるほど。「映画評論家 岸松雄の仕事」

映画評論家 岸松雄の仕事 マキノ雅弘のインタビューが飛び抜けて面白い。 この人が作る映画ならさぞかし…と思わせてくれる。 岸松雄と今井正の対談で 若い頃は5,6本映画を見て回ったもんだった と懐...
邦画-あ行

映画『馬』(1941・日本) | 高峰秀子、子役から女優へ。

『馬』(1941・日本) 9月21日は山本嘉次郎監督の命日。 1974年に72才で惜しくも亡くなられて、今年でを数える。 今回取り上げた、氏の代表作『馬』は、現在のところ残念ながら視聴が困難なようだ。 戦時中に、国威を発揚す...
本・タイトル別-さ行

「シナリオ構造論」野田高梧・著|『東京物語』が世界1位になったノダ。

本日は脚本家・野田高梧の命日。 (1893年11月19日-1968年9月23日) やはりなんといっても小津安二郎監督との共同執筆作品が有名だ。 中でも『東京物語』は2012年、 「映画史上最高の作品ベストテン」(英国映画協会『S...
洋画-マ行

上質な時間、『モンテカルロ』(1930・アメリカ)

豪華な結婚式。そこにいきなりの雷雨。 いつの間にか花嫁がいない。 かなり年のいった花婿がオロオロしている。 この時、彼は何と言ったか。 「パパ! パパ!」 超大金持ちなのに、なぜ花嫁に逃げられたのか。 この一言ですべ...
本・作家別-た行

高峰秀子「わたしの渡世日記(上)」『私にはこの道しか歩いてゆく道はない』

1941年の日本映画『馬』に関するエピソードか何か載っていないかと手に取ったのが、本書を読もうと思ったきっかけだった。 主演はもちろん高峰秀子。監督は山本嘉次郎。 ところが読み始めてみたら、本そのものがめっぽう面白い。 さらに読み...
TV、ラジオ

『宝島(アニメ)』(1987・日本)ジョン・シルバーは不滅です。

もし子供の頃にこのアニメを観ていたら、人生が変わっていたかも知れない。 それほどに、ジョン・シルバーという男は強烈だ。 原作を読んだことがないので風聞でしかないが、スティーブンソンの原作はアニメほど魅力的なキャラクターではないらしい...
男はつらいよ

『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』30作目。危険な二人の熱い共演。

マドンナ = 田中裕子 ゲスト = 沢田研二、朝丘雪路 冒頭、寅さんの夢は『ウエストサイド物語』のパロディ。 ここでヒロイン役の倍賞千恵子が沢田研二に「あんたなんかイモよ」とののしるシーンがある。 年配の方は、昔の事件を...
男はつらいよ

『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』18作目(1976・日本)76点。ネタバレ感想

マドンナ=京マチ子 ゲスト=檀ふみ。浦辺粂子 京マチ子といえば、黒澤明『羅生門』、溝口健二『雨月物語』、市川崑『鍵』などで、世界的にも有名な大・大・大女優だ。 まさかそんな伝説の人が寅さん映画のマドンナ役もこなしていたとはちょ...
監督-な行

『夜ごとの夢』(1933・日本)53点。ネタバレ感想

成瀬巳喜男作品、栗島すみ子を観るのはこれが初めて。 スカパー!衛星劇場で絶賛放映中の 「大林宣彦のいつか見た映画館」にて観賞。 すでに124回目を数えるそう。もっと早く知りたかった! しかもこの「夜ごとの夢」、DVD化されていな...
男はつらいよ

『男はつらいよ 寅次郎物語』39作目(1987・日本)56点。ネタバレ感想

マドンナ = 秋吉久美子 ゲスト = 五月みどり、河内桃子 「人間って、何のために生きてるのかな」 エンディング近く、満男の寅さんへの問いかけが全部かっさらっていった感がある。 その部分が強烈すぎて、他がかすんでしまった...
男はつらいよ

『男はつらいよ 知床慕情』38作目(1987・日本)78点。ネタバレ感想

マドンナ = 竹下景子 ゲスト = 三船敏郎、淡路恵子 渥美清と三船敏郎は、それほどかみ合っているとは思えないけれど、今となっては絡みが観られるだけでも大変に貴重。 『男はつらいよ』シリーズを何本か観て、お約束が少しずつ分...
雑記

2012年2月の鑑賞メーターまとめ | 『麒麟の翼』『ロボジー』『ドラゴンタトゥーの女』他

今まではアイウエオ順に並べていましたが 「洋画」「邦画」「新作」「旧作」 に分けたほうが見やすいようですね。 今月は寝ても覚めてもルビッチ、ルビッチ、ルビッチでした。 おかげですっかり映画館から足が遠のいております(汗) ...
雑記

2011年11月の読書メーター | 東野圭吾、冲方丁、萩尾望都。

先月は、たくさん良い本に出会えました。 「何が映画か―『七人の侍』と『まあだだよ』をめぐって」 黒澤明, 宮崎駿 「なでしこ力 さあ、一緒に世界一になろう!」 佐々木則夫 「『踊る大捜査線』あの名台詞が書けたわけ」 君塚良...
邦画-た行

『劇場版チェブラーシカ特別版 コレクターズエディション』| 中村誠監督の手記が素晴らしいです。

2010年12月に公開された、劇場版チェブラーシカは 直前に「くまのがっこう」との併映が決まったため、 当初の予定より20分近くカットされました。 当時、完全版が上映されたのは、日本では3館のみ。 多くの人が、今回の完全版の発売...
雑記

2011年4月の読書メーター

ベスト3は『クラウド』 『いつだってごきげんよう』 『ぼくたちのアニメ史』(順不同)です。 ■こんにちはアン〈上〉 バッジ・ウィルソン 前半部分、入り込めず途中で投げ出しそうになったが、 学校へ通い出すあたりから徐々に面白...