面白マンガ6冊。「Q.E.D.」加藤元浩、「ブルー・ジャイアント」石塚真一、他。

[Q.E.D.] Created by Motohiro KATOU

面白マンガ6冊

「Q.E.D.」加藤元浩・著

MIT帰りの天才少年澄馬想くんが
次々と難事件を解決していくミステリ・マンガです。

月刊誌でこのクオリティを維持していくのは
並大抵のことではないと思います。

基本的には1巻につき2話が収録されています。
以下は個人的ベスト

第1巻 「銀色の瞳」

市松人形のたたずまいが美しくもあり、恐ろしくもあり。
エンディングも決まりました。

第26巻 「夏のタイムカプセル」

読後感が抜群にいいです。

第38巻 「十七」

江戸時代を生きた無名の天才数学少女と
現代を生きる澄馬くんがある建物を通して
つながり合います。

第44巻 「Question!」

家庭に問題を抱える人たちが
ある別荘に集められます。
そこで待ち受けていた難問もさることながら、
出題者の思いに感動させられました。

第46巻 「巡礼」

妻を殺された弁護士が、犯人の助命を嘆願しました。
彼はキリストのように高貴な人間なのか、それとも……。

第49巻 「ラブストーリー」

大学の映画研究会が映画を撮り始めるも、
未完成のままフィルムは残されました。
それから半世紀近くの時が流れ、
澄馬くんは映画の完成を頼まれます。
(というか可奈ちゃんが丸投げしてきたのですが)

「Q.E.D. iff」加藤元浩・著

登場人物や設定は前作とほとんど変わりませんが、
学年がひとつ上がったようです。
現在、少年マガジンRにて絶賛連載中!

Q.E.D. iff-証明終了-|少年マガジンR|講談社コミックプラス

以下、今のところのマイ・ベストです。

第3巻 「自転車泥棒」

このトリックはすごい!

第5巻 「不完全な密室」

悪徳警官が裁かれる話にはカタルシスを覚えます。

第11巻 「溺れる鳥」

近未来、裁判官がAIになっているという設定。
AIゆえの思考の盲点を澄馬くん(未来版?)
が鋭く突きます。

「C.M.B.森羅博物館の事件目録」加藤元浩・著

第12巻がトラウマになりました。
映画『リング』も怖かったけれど、
もう一度見ろと言われたら、まあ見られなくもない程度の怖さです。

でもこれはページをあけられない……。

心の準備をしても、それでもコワイ。
全体的には、自然科学や歴史をあつかった
良心的なミステリなんですけれどね。

月刊少年マガジンにて連載中!

C.M.B.森羅博物館の事件目録|月刊少年マガジン|講談社コミックプラス

「岳」石塚真一・著

小栗旬さん、長澤まさみさんが
出演した映画はスクリーンで観ました。

目もくらむような絶壁の途中に
ちょこんと張り出た岩に腰掛け
コーヒーをうまそうに飲む主人公の姿が印象的でした。
佐藤直紀さんの音楽も素晴らしかったです。

「主人公の岳は、町中では方向音痴である」
というキャラ付けは映画の中だけのことだったのだと、
原作を読んで初めて知りました。

終盤に向かうに連れて、
絵柄がどんどん迫力を増していきます。

17,18巻の最終2巻は、アマゾン・レビューなどで
賛否両論の嵐が吹き荒れています。

読者ひとりひとりの中に、
“こうあるべき”“こうあってほしい”
ガクが息づいている証でしょう。

「ブルー・ジャイアント」石塚真一・著

世界一のサックス・プレイヤーを目指す
少年の物語です。

彼に協力する人、しない人。
彼を認める人、認めない人。
さまざまな大人が出てきます。

人生はある意味「品定め」を
し合う場であるとも言えます。

そこで低評価を下されて、
見切られた人間は、その後の人生が
非常に困難なものになってしまいます。

何をするにしても結局
「人間性」が大切なんだなあと思わされました。

「仕事論」として読んでもとても面白いです。

「BLUE GIANT SUPREME」石塚真一・著

「ブルー・ジャイアント」国内編は10巻で終わり、
次はいよいよ海外編です。

主人公がサックスを吹くときの目つきが
獲物を追うライオンのようでかっこいい。
渡辺貞夫さんを彷彿とさせます。

この本に感化されてジャズを聴こうと思い、
YouTubeをウロウロしていると、
往年の名アルバムが何十、何百枚も
いとも簡単に聴けてしまうという
事実に行き当たります。

現役の若手ミュージシャンにとって憂うべき
この状況を「今」を生きる主人公たちが
どうやって乗り越えていくのか、
今後の展開が興味深いです。

ところでツアーの空き時間にドラマーの彼が読んでいた本は
「Soleil Se Leve Aussi」。
フランス語版「日はまた昇る」
アーネスト・ヘミングウェイ・著
だったようです。
ついググってしまいました。

現在、ビッグコミックにて連載中!

BLUE GIANT SUPREME 【作品TOP】 | ビッグコミックBROS.NET(ビッグコミックブロス)|小学館


 
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雑記
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