邦画-あ行

「邦画-あ行」の記事一覧です。
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映画『兄とその妹』(1939) まっすぐに生きる佐分利信、桑野通子

佐分利信が実直で有能なサラリーマン、三宅邦子がしっとり和服の似合う家庭的な妻、佐分利の妹役に桑野通子、先進的なキャリア・ガールを演じています。彼女は日英の同時通訳ができ、しかもその場でタイピングに移せるというのですから、すごい。デリート・キーもバックスペース・キーもなかった1930年代当時は一文字でもミスタイプすると、修正するのが大変だったことでしょう。
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映画『小原庄助さん』(1949) 大河内傳次郎、貧乏一本背負い。

11月24日は日本の喜劇女優、清川虹子さんの生誕日です。(きよかわ にじこ、1912年11月24日–2002年5月24日)今年が生誕106年め、亡くなられて16年めとなります。というわけで、彼女が37歳の時の出演作、『小原庄助さん』を観ていきましょう。
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映画『浅草の灯』(1937) 監督の信頼が厚かった上原謙。

11月23日は名優・上原謙の命日です。(うえはらけん、1909年11月7日–1991年11月23日)今年が生誕109年め、亡くなられてから27年ということになります。『浅草の灯』は島津保次郎監督にしては珍しく、ちょっと暗い雰囲気を持っている映画です。
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映画『有りがたうさん』(1936・日本) 静かに息づく大傑作。

11月7日は名優上原謙の誕生日です。 (うえはら けん、1909年11月7日 - 1991年11月23日) 今年が生誕目にあたります。 ということで、代表作 『有りがたうさん』を観ていきましょう。 原作は川端康成、 監督...
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映画『愛より愛へ』(1938) 小悪党といえばこの人、河村黎吉。

明日、11月7日は 吉村公三郎監督の命日です。 亡くなられてから今年でになります。 『愛から愛へ』は、吉村氏が27歳の頃の作品。 島津保次郎監督の下、編集として製作に加わりました。 あらすじ (ネタバレあります) 職...
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『鴛鴦(おしどり)歌合戦』(1939・日本)歌、恋、楽しさ、ハッピー、笑いがいっぱいのオペレッタ。

1939年の日本の文化レベルがこれほど高かったとは! 『サウンド・オブ・ミュージック』や 『雨に唄えば』の名作ミュージカルと比べるのが 適切かどうかは分かりませんが、 今後私はこの和製オペレッタを、 上の2本よりも多く見返すこ...
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映画『アイランド タイムズ』(2006・日本)| 明日、羽ばたくために。

2006年の仲里依紗と深川栄洋監督でなければ なし得なかった奇跡の一本。 深川監督の最高傑作は、私の中では 『洋菓子店コアンドル』でしたが…… うーん、こっちに変えました。 本作品での仲里依紗はずば抜けて可愛いです。 く...
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映画『歩いても 歩いても』(2007・日本) | ネタバレ感想。

『海街diary』が、公開を待たずして話題沸騰中の是枝裕和監督。 今や日本を代表する監督といっても過言ではない。 明日、6月6日が監督の誕生日ということもあり、『歩いても 歩いても』を観た。 うーん、微妙…。 今までに観た2作品、 『誰も知らない』、『奇跡』を文句なしの五つ星!とするならば、 『歩いても~』は星二つというところ。 役者の自由裁量を尊重するのが、是枝演出の特徴と思うのだが、 樹木希林が張り切りすぎの印象を受ける。
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映画『あん』(2015・日本)で学ぶ仕事術

やる気のないどら焼き屋(永瀬正敏)にバイトを申し込みに来た年配の婦人(樹木希林)。 お年を召されているようだし、手もちょっと不自由そうだし、いったんは断わるのだけれど、彼女が作ったサンプルのあんこがビックリするほど美味い! …という...
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映画『馬』(1941・日本) | 高峰秀子、子役から女優へ。

『馬』(1941・日本) 9月21日は山本嘉次郎監督の命日。 1974年に72才で惜しくも亡くなられて、今年でを数える。 今回取り上げた、氏の代表作『馬』は、現在のところ残念ながら視聴が困難なようだ。 戦時中に、国威を発揚す...
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映画『お加代の覚悟』(1939) 戦前の日本女性の品の良さ。

(ネタバレあります!) 1時間弱の小品。 なので話は至ってシンプル。 若旦那(上原謙)にほのかな想いを寄せるお加代(田中絹代)。 ↓ 失恋 ↓ 芸の道に生きる決心をするお加代 といった流れで、恋のライバルや交際に...
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映画『沖縄健児隊』(1953) 戦車の下に飛び込んでいった少年たち。

太平洋戦争と沖縄というと、ひめゆり学徒隊がまず思い浮かぶ。 ひめゆりに関する本、ドラマ、映画はかなりの数にのぼるので、それらに触れているうち、もう当時の沖縄のことが分かったような気になってしまう。 こんなことではいけないと、本作...
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『エノケンの孫悟空 前篇・后篇』(1940・日本) 中村メイコ、才気煥発。

ときにはディズニー風、ときにはSF風、大人から子どもまで楽しめる造りになっている。 が、いかんせん歌と踊りが凡庸。 本作の前年に創られたシネ・オペレッタ『鴛鴦(おしどり)歌合戦』(監督=マキノ正博)の完成度には遠く及ばない。 歌も...
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『良人の貞操』(1937・日本) | カメラに背を向ける食卓シーン。

妻の親友と良人(おっと)が不倫…というのは実際よくありそう。 このいかにも危うい二人を、高峰秀子と清川虹子が「猫にカツオ節」に例えている。 うーん、うまいこと言う。 せっかくの肉親からのご忠告を、正妻(…考えてみたらすごい言葉だ)...
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『稲妻』(1952) 高峰秀子、香川京子にひけをとらぬ三浦光子の輝き。

父親がみんな違う一男三女の兄弟のお話。 高峰秀子は三女を演じる。 長女役の村田知英子があまりにも憎たらしいので、途中で観るのがイヤになった───これは褒め言葉です。 あれ、たしかテロップに香川京子の名前があったよなあと思いなが...