監督-や行

「監督-や行」の記事一覧です。
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邦画-た行

『丹下左膳餘話 百萬兩の壺』(1935) 明るいキャラに変身させた山中貞雄。

11月8日は、山中貞雄監督の誕生日。 今年が生誕目にあたります。 代表作『丹下左膳余話 百万両の壷』は 1935年公開。 すでにの月日が流れました。 タイトルから想像するに、 百万両の壺をめぐっての ギラギラした争奪戦...
邦画-か行

『開戦の前夜』(1943・日本) 笠智衆の鬼気迫る演技。

本日、11月7日は映画監督・吉村公三郎の命日です。 (よしむら こうざぶろう、1911年9月9日 - 2000年11月7日) そして奇しくも上原謙の誕生日でもあります。 (うえはら けん、1909年11月7日 - 1991年11月...
監督-や行

『雷撃隊出動』(1944・日本) | それでも往かねばならなかった男達。

もう飛行機が欠乏していて、敵さんにやられっぱなし、という戦争末期のお話。 じっと防空壕の中で耐える…という、戦意高揚映画とは思えない内容だ。 よくまあ軍が公開を許したなあと思うほど。 雷撃隊というのは、いうまでもなく戦艦に魚雷をぶ...
邦画-あ行

映画『馬』(1941・日本) | 高峰秀子、子役から女優へ。

『馬』(1941・日本) 9月21日は山本嘉次郎監督の命日。 1974年に72才で惜しくも亡くなられて、今年でを数える。 今回取り上げた、氏の代表作『馬』は、現在のところ残念ながら視聴が困難なようだ。 戦時中に、国威を発揚す...
邦画-か行

『加藤隼戦闘隊』(1944) 軍が全面協力した国策映画。

明日は山本嘉次郎監督の命日(1902-1974)。 亡くなられてから今年でになる。 というわけで『加藤隼戦闘隊』を観てみた。 何も命日にわざわざ戦意高揚映画を選ばずともいいだろうに、この物好きが!と天国の山本監督に怒られそうだが、...
邦画-あ行

『エノケンの孫悟空 前篇・后篇』(1940・日本) 中村メイコ、才気煥発。

ときにはディズニー風、ときにはSF風、大人から子どもまで楽しめる造りになっている。 が、いかんせん歌と踊りが凡庸。 本作の前年に創られたシネ・オペレッタ『鴛鴦(おしどり)歌合戦』(監督=マキノ正博)の完成度には遠く及ばない。 歌も...
邦画-か行

『河内山宗俊』(1936・日本)神話を解体せよ

明日は山中貞雄(1909~1938)の命日ということで『河内山宗春』を観てみた。 音声が聞き取りづらいが、DVDは字幕付き。 親切設計がうれしい。 スポンスポンと話が転がっていくのが気持ちよい。 だが軽快なテンポとはうらはら...
邦画-あ行

『良人の貞操』(1937・日本) | カメラに背を向ける食卓シーン。

妻の親友と良人(おっと)が不倫…というのは実際よくありそう。 このいかにも危うい二人を、高峰秀子と清川虹子が「猫にカツオ節」に例えている。 うーん、うまいこと言う。 せっかくの肉親からのご忠告を、正妻(…考えてみたらすごい言葉だ)...
邦画-は行

『同胞 (はらから)』(1975・日本) | 劇団を支持する意味。

「この村の青年会で演劇を主催してみませんか」 そう持ちかけられて、くわしく話を聞くと65万円かかると言う。 「なんで俺たちが金を出して、お前らを食わせてやらねばならねえんだ?」 この反応は当然である。1975年当時の65万といえば...
邦画-か行

映画『キネマの天地』(1986・日本) | 松竹を支えた名も無き人たち。

渥美清に尽きる。 私は山田洋次監督が苦手なので出来るだけ回避しているのだが、これは観てよかった。 笠智衆の「俳優になろうか」という本で、この映画に触れていなかったら観ることはなかったろう。笠翁に感謝したい。 圧巻は渥美が娘(...
邦画-あ行

『秋津温泉』(1962・日本)63点。ネタバレ感想

岡田茉莉子をひたすら美しく撮ることに精魂を傾けた映画。 監督にここまでしてもらったら役者さんも本望だろう。 岡田は本作の中で、はつらつ17歳、女盛り27歳、ものうげ34歳を見事に演じわけている。 相手役は長門裕之。 岡田と出会っ...
邦画-か行

映画『けいおん!』手描きスピリット炸裂。

いや~、めちゃめちゃ盛況でした。すごい人気ですね。 客層は、男性95%、女性4%、判別不明1%というかんじ。 ポップコーン持ち込み率も、かなり高かったです。 さっそく、感じたことを感じたままに書いていこうと思います。 なにしろ「...
邦画-さ行

『それいけ!アンパンマン すくえ! ココリンと奇跡の星』 | 高品質!

「アンパンマン」を観るのはテレビも含めて初めてです。 昭和テイストのアニメかと思っていたら、 パソコンが出てきたり、宇宙船を所有していたり、 かなり進んだ時代のお話だったのにビックリしました。 (え? 舞台は地球じゃなくてアンパ...
邦画-か行

『借りぐらしのアリエッティ』|鑑賞二回目。「CG」と「手描き」について思うこと

CGで造られた凄い映像を観ても、全然感動しなくなった自分がいる。例えばアニメで満月を描く場合、コンパスを使うのと、フリーハンドで描くのでは、なぜかフリーハンドのいびつな月のほうに好感をおぼえる。正しさという点ではコンパスの月のほうに軍配が上がるのに、本当に不思議である。手作り感とでもいうのだろうか。ジブリはそれを狙ってやっていると思うのだけれど、どうなんだろう。
邦画-か行

映画『借りぐらしのアリエッティ』 The Borrower Arrietty 五感を刺激する音と映像。

CG、VFXを駆使したハリウッド映画などで、 人間が高所から飛び降りたりしても特に何も 感じないのに、ジブリアニメで人が落ちそうに なるのを観ると本当にハラハラする。 実写映画と比べ、水はより水っぽく、 食物はより美味しそうで...