監督-か行

「監督-か行」の記事一覧です。
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映画『マルドゥック・スクランブル 圧縮』 | サイバーパンク系美少女アクション。

本作は近未来ハードボイルドです。 首都圏で2010年11月6日に封切りされたのを皮切りに 全国津々浦々で順次公開されました。 小説で予習しておいて正解でした。 (第24回日本SF大賞受賞) あのボリュームを1時間ほどの尺に...
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『マルドゥック・スクランブル 燃焼』幻想の不夜城サイバー・シティ。

まずは1200円という価格設定に拍手を送りたいです。 本編は1時間ちょっとの長さですが、 これほどまでの映像美を創りあげるのは、 想像を絶する労力がそそぎ込まれたことでしょう。 今回メインの舞台のひとつとなる “楽園”と呼...
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映画『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』 | 切り裂きジャックは…お前だ!

シリーズ最高傑作に推す人も多いこの作品。 さっそくあらすじ紹介といきましょう。 (完全ネタバレしています) 弱冠10歳の天才少年ヒロキ・サワダ(折笠愛)は、アメリカのIT企業シンドラー・カンパニーで、人工知能の開発を急がされていた...
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映画『そして父になる』是枝裕和監督の“子供”撮りのうまさ。

オープニングから引き込まれた。 小学校入試の親子面接だろうか。 福山雅治と尾野真千子に挟まれて座っている利口そうな少年が、面接官から「夏休みはどこに行きましたか?」と訊かれて、「パパとキャンプに行きました」と答える。 ところがこれが真っ赤な嘘。 後で福山が問いただすと、塾で(!)受験対策として教わったのだそうだ。 ハア、時代はすごいところまで来ているんですねえ。 ベンツに高級マンション、勝ち組エリートの福山親子に突然の災難が襲いかかる。 なんと出産時に赤ちゃんを取り違えたと、病院から連絡がきたのだ。 (以下、ネタバレ全開です) では、福山夫妻の実子は今どうしているのか? リリー・フランキーと真木よう子夫妻と楽しく暮らしているようである。 こちらは福山とは対照的な貧乏電気店。 でも「せまいながらも楽しい我が家~♪」 というノリで、映画では終始こちらの家族寄りで描かれていく。 さっそく病院側も交えて話し合いが行なわれる。 ここで是枝監督ならではの秀逸なシーンが炸裂する。 いきなり話し合いに乱入してきたリリー&真木の子供がおもちゃのマシンガンをぶっ放す。 この時の病院サイドの大人たちの反応が面白い。 「しょうがねえなあ、このガキは」 という感じで、イヤイヤ愛想笑いを浮かべながら死んでいくのである。
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映画『歩いても 歩いても』(2007・日本) | ネタバレ感想。

『海街diary』が、公開を待たずして話題沸騰中の是枝裕和監督。 今や日本を代表する監督といっても過言ではない。 明日、6月6日が監督の誕生日ということもあり、『歩いても 歩いても』を観た。 うーん、微妙…。 今までに観た2作品、 『誰も知らない』、『奇跡』を文句なしの五つ星!とするならば、 『歩いても~』は星二つというところ。 役者の自由裁量を尊重するのが、是枝演出の特徴と思うのだが、 樹木希林が張り切りすぎの印象を受ける。
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『万引き家族』(2018・日本) | 短評。

DVDなら間違いなく2倍速で見ただろう。 だからこそ映画館で鑑賞してよかった。(褒め言葉です) ただ、計算の上で生じた“静謐”ならまだしも、 役者同士のアドリブ合戦による“間延び”は、正直なんとかしてほしい。 いやまあ、あれ...
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映画『あん』(2015・日本)で学ぶ仕事術

やる気のないどら焼き屋(永瀬正敏)にバイトを申し込みに来た年配の婦人(樹木希林)。 お年を召されているようだし、手もちょっと不自由そうだし、いったんは断わるのだけれど、彼女が作ったサンプルのあんこがビックリするほど美味い! …という...
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『スパルタカス』(1960・アメリカ)が想像以上に凄い件について

本日はトニー・カーティスの命日ということで、『スパルタカス』を観賞。 主演はカーク・ダグラスで、トニーは脇役だが。 なんと物語が始まるまで前奏だのなんだので、6分以上も待たねばならない。 これはつらい3時間16分になるかと思われた...
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『猟銃』(1961・日本) | 山本富士子のモノクロームの瞳。

つつましい日本女性の鑑のような山本富士子が愛人、シャープな顔立ちで自由奔放な雰囲気を持つ岡田茉莉子が本妻という、キャラクターのイメージとは逆の役柄が面白さを倍増させている。 さすがは五所平之助監督、目の付け所がシャープです。とか言っている...
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映画『女の園』(1954・日本) ネタバレ感想。

今日、5月16日は田村高廣の命日。 (没年月日 2006年5月16日 満77歳没 ※Wikipediaより) 偉大なる俳優を偲んで、映画デビュー作となる『女の園』を鑑賞した。 女の園|木下惠介の全作品 木下惠介生誕100年|松竹株...
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『007 ユア・アイズ・オンリー』(1981・アメリカ)から始めよう

今日、5月15日は映画監督ジョン・グレンの83回目の誕生日ということで、 『007 ユア・アイズ・オンリー』を鑑賞した。 ジェームズ・ボンド役を務めるのはロジャー・ムーア。 50歳を3つ4つすぎたイギリスの秘密情報部員ということになるわけだが… いやあ、動く、動く! アクションはスタントマンがやっているのだろうが、とにかく行動しまくる。 屋内にいることがほとんど無いという印象さえ受ける。 山へ登り、ヘリで飛び、ボートに引っ張り回され、スキージャンプもこなし、車をひっくり返し、アイスホッケー選手にタックルされまくり、もう大変である。
邦画-あ行

『朧夜の女』(1936) いぶし銀、坂本武。

今日、5月1日は五所平之助監督の命日ということで、 1936年の作品『朧夜の女』を鑑賞した。 大学生役の徳大寺伸と元芸者の飯塚敏子との悲恋がメインではあるが、主役は何と言っても坂本武だろう。 彼の女房役の吉川満子、坂本武の妹で...
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『黄色いからす』(1957) 戦後から高度成長へのはざま。

明日は、名匠・五所平之助監督の命日。 (1981年5月1日 満79歳没 Wikipediaより) 日本初のトーキー作品、 『マダムと女房』(1931) 田中絹代が可憐な、 『恋の花咲く 伊豆の踊子』(1933) 桑野...
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愛する人に贈りたい『二十四の瞳』(1954・日本)

あまりヘタなことを口走って、この映画を汚したくない。 ひたすら美しい小豆島。 子どもたちのキラキラした瞳。 高峰秀子の、お母さんのような優しい笑顔。 小石先生がケガしたと言っては泣き、 お腹が空いたと言っては泣き、 小石...
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『マダムと女房』(1931) 日本初トーキー。サウンド系ギャグが満載。

タイトルを聞いてもどんな内容の映画なのか、とんと見当がつかなかった『マダムと女房』をようやく見た。 洋風でモダンな奥さんが「マダム」で、昔ながらの日本的な奥さんが「女房」ってことなのね。 その「女房」のほうを演じるのが田中絹代。 ...