本・作家別-や行

「本・作家別-や行」の一覧です。
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本・タイトル別-か行

笠智衆を叩いて袋だたきにあった山本夏彦先生「完本 文語文」

「完本 文語文」山本夏彦 正岡子規が文語体を駆逐した、と山本夏彦は断じている。 おそらく正しいのだろう。 だが子規がやらなかったとしても、口語体の席巻は時間の問題だったと思う。 そして今やそれどころじゃない事態に…… 歴史...
本・タイトル別-は行

一冊書くために四〇〇冊読む。「秘伝『書く』技術」夢枕獏

「書く技術」を求めて本書を読んだら、当てが外れるかも知れない。 「技術」よりもむしろ「精神」とか、あるべき「資質」や「心構え」について重点が置かれているように思う。 そもそも小説を一本書くのに、400冊の資料を読む人間がどれだけいるのか。 お手本にさせていただくには、あまりにもハードルが高すぎるお方だ。 全盛期には(もちろん仕事の質ではなくて量のことです)、書いて書いて書きまくり、ついに駅のホームで動けなくなり、救急車を呼ばれたそうな。 そのことを「人間としての限界まで頑張り切れた」と喜んでおられるふうなのには、もはや驚きを通り越して笑ってしまう。
本・タイトル別-は行

松竹キネマ・パラダイス「人は大切なことも忘れてしまうから―松竹大船撮影所物語」山田太一・他

人は大切なことも忘れてしまうから―松竹大船撮影所物語 松竹関係者へのインタビュー集。 1995年発行の本なので、鬼籍に入られた方も何人か。 とにかく顔ぶれがすごい。 目次順に有名どころを挙げていくと、 篠田正浩,山田洋次,...
本・作家別-ま行

『虫眼とアニ眼』養老孟司,宮崎駿・著 | 官能性を呼びさます皮膚感覚

この前初めて映画館でジブリ映画を観た。現在公開中の「借りぐらしのアリエッティ」。宮崎駿氏は企画・脚本で参加している。非常に良かったので、もう一回行くつもり。ようやくワタシにも"宮崎駿"ブームが到来したようだ。(遅すぎるっつーの)本書は数年前にいちど読んだことがある。すっかり忘れてしまっているので再読。まず巻頭カラー20ページにわたるイラストに見入ってしまう。これだけでもう充分に元は取れた気分。
本・タイトル別-あ行

いとしさと切なさと山本嘉次郎・著「馬」と

オークションなどで高値で取引されているこの作品。 私はテキストさえ読めればそれで良いクチなので、図書館のお世話になった。 山本嘉次郎は言うまでもなく日本を代表する映画監督の一人。 この本が出版されたのが1940年12月20日。...
本・タイトル別-は行

「山岸凉子画集 光」| 心ときめかせたあのキャラたちが化粧をほどこして勢ぞろい。

コミックスを買った時は、とにかく早く読みたくて、表紙をろくに見ないでページを開いてしまう。 もったいないことをしていたものだ。 今回、画集が出たのをよい機会と、あらためて山岸凉子先生の絵をじっくりと見てみる。 美しい、の一言に尽き...
本・タイトル別-か行

山岸凉子『日出処の天子』古代飛鳥への旅(別冊太陽)| 山岸凉子の霊眼。

手塚治虫がマンガ界の「神様」、萩尾望都がマンガ界の「母」ならば、山岸凉子はマンガ界の「巫女」だろうか。 伝説の人物・聖徳太子という、あえて難儀なテーマに取り組んだのは、現代にいっそう知らしめることで、太子の積年の恨みを解き放ち、鎮める...
本・タイトル別-た行

「テクマクマヤコン ぼくのアニメ青春録」雪室俊一・著 | アニメ界のご意見番。

ご自身の半生記がそのまま日本のアニメ界の歴史絵巻になるという重鎮・雪室俊一氏。 齢七十を超えた現在も『サザエさん』の脚本などで健筆をふるっておられる。 本書は、2001~2003年にWEB上で発表したコラム、 WEBアニメスタイル...
本・タイトル別-か行

知らなかった! 吉川潮・著「芸人という生きもの」の謎

総勢30人の芸人・俳優が取りあげられている。 中には緒形拳、勝新太郎などの名も。 230ページほどの本だが、中身は濃い。 著者がつちかってきた交友がものをいっている。 初めて知る話が沢山あった。 ・ビートたけしの「~だっての」という口癖は、前田隣という芸人のが移ったものだった。 ・桂あやめは、連続殺人犯に殺されかけたことがある。 ・「笑点」の大喜利ネタは構成作家が書いている。 ・玉置宏が席亭を務めていたNHK「ラジオ名人寄席」が突然放送終了した理由は、元TBSディレクターの糾弾によるものだった。 etc... 演芸通の方にとっては、「何を今さら」だろうけれど、私には驚きの話だった。
本・タイトル別-た行

山口真由式記憶術「東大首席弁護士が教える超速『7回読み』勉強法」

ネットで散見されるのが 「7回読んだけど、全然覚えられない」 という声。 もっともな意見だと思う。 たとえば百人一首の句を7回読んだだけで 全部覚えられたら苦労はしないわけで。 山口さんだって最初から出来たわけではないと...
本・タイトル別-た行

知らないと損する山口真由「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある」

東京大学法学部を首席で卒業するような人って、生まれついての天才なのだろうと思っていた。 見たもの、聞いたものは一度で記憶できるような、いわば神様に祝福された才能を授かった人なのだろうと。 (作家の司馬遼太郎氏がそのような異能の持...
本・タイトル別-ま行

「舞姫 テレプシコーラ」山岸凉子・著。人生をバレエに捧げる。

バレエ教室の先生を母親に持つ小学生姉妹が主人公のマンガ。 山岸凉子の絵はいつもスッキリしていて美しい。 彼女の代表作というと「日出処の天子」をあげる人が多いが、私は断然「アラベスク」のほうが好きだ。 その「アラベスク」に勝るとも劣...
本・タイトル別-た行

「ドケチ道 」 山田昭男・著 | ドケチというより、ド「リッチ」

ドケチどころか、これほど 太っ腹な社長もいないのでは? 最初のうちはタイトルどおりのドケチっぷりの紹介。 蛍光灯一つ一つに引き紐をつけて電気代節約とか、 会社にコピー機は1台だけとか。 しかし、だんだんと話はで...
本・作家別-や行

『68点を確実に取る勉強法』 横溝慎一郎・著 | 覚えたことは忘れて当たり前

久々にビジネス系の本を取り上げる。 今日は「『千と千尋』の謎」という本を 紹介しようと思っていたのだけれど、 これが中を見てみたらとんでもない代物。 筆者は何か宮崎駿に恨みでもあるのかと 言いたくなるようなアンチ本だった。...
本・タイトル別-か行

『去年はいい年になるだろう』 山本弘・著|アンドロイドは理想の夢を見せるか

2001年9月11日、あの同時多発テロが 起きる直前、未来から超高性能ロボットが やってきて未然に防ぐ。 そしてあっという間に、各国の軍備を解体し、 理想の社会をつくる手伝いをし始めるが…。 今回、山本弘作品を読もうと思っ...